田植えが終わり、ほっと一息…

 爽やかな風が吹き、深緑の美しい時期となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 農場では、5月の連休明けにスタートした田植え作業が先日ようやく終わりました。

昨年に比べて田んぼの面積が2割近くも増えて今年は71ヘクタール、ちょうど1か月間かかりました。春先の苗作りから田植えまでの反省を来年に生かせるよう、課題を話し合いながら一息ついているところです。これから水管理や除草作業、肥料散布など面積が増えた分苦労も、またやりがいも増えます。

収穫までの3か月間、美味しいお米ができるようスタッフ一同作業を計画的に進めてまいります。

朝日池周辺の野鳥 ~続・コウノトリ編~

 田植え作業でテーマが散策できなかったこともあって、今回もまたコウノトリの話題です。

この春にコウノトリが農場近隣の吉川区の電柱上に巣をつくり、上越地方を中心として新潟県内ローカルニュースになった、というのが前回のお話。その後、無事に4羽の雛が生まれ、望遠撮影された写真が地元の話題になりました。

 メディアやお役所含め近隣みんなが協力してコウノトリ子育てへの配慮から、その後も巣の周辺にはできるだけ近づかないようにとのお達し。ちょっと見てみたかったけれど、引き続きここはニュース映像で我慢我慢…

 そんな中で代掻きに追われトラクターに乗り続ける日々。以前にも書いたとおり、農作業中にトラクターの周りには餌を求めて鳥がたくさん群がってくるのですが、ふと見るとその中でひときわ大きなのが1羽。よくよく見たら例のコウノトリじゃありませんか!

このタイミングにこの数メートルの距離でコウノトリを見られる人間ってそういないんじゃないでしょうかね。トラクター作業をしながら至近距離でパチリ📷普段は使いこなせていないトラクター自動運転機能ですが、この時ばかりはフル活用!技術の進歩に感謝感謝です。

鶏っておもしろい!

 田植え期間中は水稲班に代わって直売所メンバーが集卵作業にあたりました。鶏舎は3つの部屋に分かれており、それぞれ違うタイミングで納入された鶏が暮らしています。比較的若い鶏がいる部屋に入ると逃げ回ってまったく近づいてこないのですが、その隣の部屋の鶏たちは逆にすぐ近くまで寄ってきて長靴を嘴で突っつくことも。

『3歩歩くと忘れる』と言われるほどあまり賢くないイメージを持たれがちの鶏ですが、実は犬やイルカなどと同等の知能があるそうです。人間はエサをくれることを学習し催促しているのでしょうか。

 筆者が常々不思議に思っているのが産卵箱。農場では平飼いしているので鶏たちは自分で産卵箱を選んで入り卵を産むのですが、いつも同じ1か所だけ大量に卵が産み落とされているところがあります。他の産卵箱と比べても違いがわからず、なぜその場所が人気なのか長年の疑問なのです。

むら市場information☆

 6月に入り、農場の田植えが無事終了しました。今はまだ過ごしやすい気候ですが、今年も昨年のような猛暑になるのでしょうか…おびえる今日この頃です。

 先日、直売所にキッチンカーの出店がありました。上越市内の元体育教師の方が作る栄養満点のカレーライス🍛スーパーフードが入ったご飯と色々な野菜がトッピングされた健康に良い1皿です。土曜日だったこともあり、大盛況でお昼には完売してしまいました。

初めてむら市場に来てくださったお客様も多く、新たにこの直売所を知っていいただく機会になったのではと思っています。大変好評で6月・7月もまた出店していただく予定なので、インスタグラムでスケジュールをご確認くださいね!ヤギさん達もカレーを横目に餌をたくさんもらっていました♪

 そんなヤギ舎は2月に産まれた双子のヤギも仲間に加わり、皆さんに可愛がってもらっています。ヤギさんに会いに来てくれたお客様から名前を募集し、たくさんご応募いただいた中から「つむぎちゃん」と「つくしくん」に決まりました。2匹とも人懐っこく、餌を差し出すと小さなかわいい口でもぐもぐ食べてくれますよ。ぜひ会いに来てくださいね♪

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